2016年1月10日日曜日

八ヶ岳 裏同心から大同心北西稜

1月の3連休は、今年初のミックスに行ってきました。

前日は12時駐車場発で、ゆっくりと赤岳鉱泉に入りテント泊。
久しぶりの重い荷物に閉口ぎみ。
3連休なので、小屋は満員食事も3ローテーションだということ。
我々は、自炊エリアの一角をお借りして、飲みながらゆっくり食事。

翌朝4時起き。
気温:-6℃(推定)/無風
予報では、3000mあたりで、-10℃/風速25m
とありましたが、予報よりは暖かめだと感じました。
夜もアウターは着ずにシェラフとシェラフカバーで、
少しも寒くありませんでした。

10分ほどで大同心稜の分岐を過ぎ、後5分ほどで
裏同心の分岐を右折。
今年は積雪が少ないため、裏同心は雪に埋もれることなく快適。
F1~F3と、状況をみてロープを出したり、ソロで行ったり。

大同心稜取り着きは、ペツルに赤いテープ(ここだけ)
が付いているので明瞭でした。
1P 30m 簡単なルンゼ左上
2P 80m 左に巻きながら後半(Ⅲ級)
3p 40m 稜線にそってリッジ登攀(Ⅳ級)
4p 50m 一部垂壁ありの稜線(Ⅳ+) 
5p 80m リッジの後、雪壁(Ⅳ+)
6p 50m クラックから稜線(Ⅴ)

全般を通してホールドには雪が乗っており、
6pのクラックの核心部のみ、ジャミングで抜ける以外、
手袋で登れる状況でなく、ダブルアックスで通しました。
4、6pが核心

各ピッチは支点が3~5本程度と少なかったです。
八ヶ岳は、入門のようなイメージがありましたが、
このルートにおいては、シビレルルートでした。

小屋(5時40分)発 ~ 裏同心取り着き(6時30分)
~北西稜取り着き(9時00分)~大同心頂上(12時30分)
~小屋(14時10分)

<衣類>
裏同心まで:上 Tシャツ、長袖インナー、手袋
        下 インナー、つなぎ、アウター
裏同心から:上記に 上フリース、アウター追加
風が吹けば寒かったが、幾分か震える程度
風も予報よりかは吹かなかった模様。
前日は晴れ
鉱泉近くより大同心
裏同心 F1

裏同心 F2
裏同心 F3
裏同心 F4
北西稜 3P
北西稜 6P